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「LIXILの規格サイズが合わない…」と諦める前に。自宅にピッタリの障子を手に入れる解決策

    「自宅の障子を新しくしたい!」と思い立ち、LIXILなどのカタログやホームセンターで製品を探してみたものの、「あれ? うちの窓枠とサイズが全然合わない……」と呆然としたことはありませんか?

    その後もネットで「障子 規格サイズ」「障子 既製品」と検索し続けても、あと数ミリ、数センチが合わない。 「どうして自分の家に合う障子だけ売っていないんだろう?」

    実はそれ、「あなたの探し方が悪い」わけではありません。 日本の家屋において、既製品の障子がそのままハマるケースの方が、実は珍しいのです。

    今回は、なぜ規格品の障子が合わないのかという理由と、リフォーム工事をせずに「今の枠のまま」で新品の障子を入れるための最も賢い方法をご紹介します。


    なぜ、既製品の障子は「帯に短し襷に長し」なのか?

    最近の新しい住宅やマンションであれば、窓枠や建具も工場で規格化されたサイズで作られているため、既製品でも「スポッ」とハマることがあります。ただ、そもそも新しい住宅には障子が採用されていない事が多いですね。

    しかし、築年数が経っている家や注文住宅の場合、事情が異なります。その理由は、日本の建築文化と職人の歴史にあります。

    建具は「その家のための一点物」

    もともと日本の家屋における障子や襖(ふすま)などの「建具(たてぐ)」は、大工さんではなく、専門の「建具職人」が製作しています。素人の方からすると、家に関する事は全て大工さんが行っていると思っていますが、細かく分業されており、大工さんでも建具の事を事細かに知っているわけでは無いのです。(当然ながら一般の方よりは詳しいです。)

    建具職人のルーツを辿ると、寺社仏閣の建築を担っていた「宮大工」に行き着くと言われています。宮大工の仕事が減る中で、その繊細で緻密な技術を持った職人たちが、一般住宅の建具製作へと移っていったのです。(お寺が多い地域に建具屋さんが多いのは、こういった歴史的背景があるそうです)

    つまり、あなたの家の古い障子は、元・宮大工の流れを汲むプロフェッショナルが、その家のその窓に合わせてミリ単位で調整して作った「一点物」なのです。特に古い歴史のある住宅ではその歴史が強いかもしれません。

    現代の工場で作られた「大量生産の規格サイズ」が、その繊細な一点物の枠に合わないのは、ある意味で当然のことと言えます。

    「枠の歪み」もサイズが合わない原因

    もう一つの大きな理由は、家自体の「動き」です。 木造住宅は、年数が経つにつれて柱や鴨居(かもい)がわずかに下がったり、歪んだりします。「築20年の家で、窓枠が新築時と同じ真四角を保っている」ということはまずありません。

    • 上側は幅800mmなのに、下側は795mmしかない
    • 真ん中だけ少し垂れ下がっている(これは当たり前と言えば当たり前です。)

    このように枠自体が変形している場合、正確な長方形で作られている既製品の障子を買ってきても、途中でつかえたり、隙間ができたりしてしまいます。

    結論:探し回るより「オーダー」が一番の近道

    「規格サイズが合わない」と悩んでいる方の多くは、ここで「枠ごとリフォームしないといけないのか……」と高額な出費を覚悟してしまいます。

    しかし、ご安心ください。今の枠をそのまま使って、障子だけを新調する方法があります。 それが「ネット通販でのオーダーメイド」です。

    「オーダーメイド=高級品・難しい」というイメージがあるかもしれませんが、現在は非常に手軽になっています。

    オーダー障子のメリット

    1. 1mm単位で作成可能 自宅の枠の寸法(高さ・幅)を測るだけで、そのサイズにぴったりの障子が届きます。もう「あと5mm足りない!」と嘆く必要はありません。
    2. 古い家の「歪み」にも対応 多くのオーダー障子には「アジャスター」などの調整機能をつけることができます。これにより、築年数が経って枠が少し歪んでいても、ドライバー1本で隙間なく調整が可能です。
    3. リーズナブル 枠の工事が不要なため、建具代だけで済みます。意外かもしれませんが、規格外の既製品を探し回る時間と労力を考えれば、コストパフォーマンスは非常に高いです。

    「ピッタリ」の気持ちよさを体験してください

    LIXILなどの大手メーカー品は確かに品質が良いですが、それは「枠とセット」で新調する場合や、新築の場合に真価を発揮します。そうすれば10年後に障子を入れ替えたいな・・・と思ったときに既製品がすっぽりハマるかもしれません。しかしながらそれは随分と先の話です。

    既存の愛着ある家に合わせて障子を交換するなら、「今の枠に合わせて作る」のが正解です。 サイズ探しでネットの海を彷徨うのはもう終わりにしませんか?

    当店では、1mm単位でのサイズオーダーはもちろん、採寸に不安がある方へのサポートも充実しています。「自分の家にはどのタイプが良いの?」といったご相談も大歓迎です。

    かつての建具職人のように、あなたのお家にぴったり寄り添う障子をご提案します。ぜひ一度、当店のラインナップをご覧ください。

    デザイン障子・オーダー障子の専門店「SOUFA」の製品一覧を見る

    ■ なぜプロの大工さんでも「LIXIL」で検索してしまうのか?

    実は、この記事を読んでいるのはDIYに挑戦中のあなただけではないかもしれません。リフォームを請け負う工務店の方や、大工さんもまた、「LIXIL 障子 サイズ」と検索しているケースが多いのです。

    なぜプロまでが、合わない可能性の高いメーカー既製品を探すのでしょうか?

    1. 「サッシと言えばLIXIL」という圧倒的な信頼 新築住宅において、窓やサッシ周りのシェアはLIXILやYKK APなどの大手メーカーが圧倒的です。プロにとっても「建具が必要なら、まずはカタログを開く」のが習慣になっています。品質が安定しており、お客様への説明もしやすいからです。

    2. 「枠ごと交換」が前提のメーカー品 ここが最大の落とし穴です。大手メーカーの障子は、基本的に「新築(または枠ごとの交換)」を前提に設計されています。つまり、「メーカー専用の枠」と「障子本体」がセットで初めて機能するように作られているのです。

    3. リフォーム現場の現実は「枠を残したい」 しかし、リフォーム現場では「壁を壊して枠ごと入れ替える」となると、大工工事、クロス工事、左官工事…と費用が跳ね上がります。 お施主様(あなた)からは「安く済ませたいから、今の枠を使って障子だけ変えて」と頼まれる。でも、メーカーのカタログには「今の古い枠に入る障子」なんて載っていません。

    そこでプロも困って検索するのです。「LIXILの品質で、規格外のサイズはないか?」と。

    ■ 「サッシメーカー」と「建具屋」の違いを知ろう

    ここで知っておくべきは、役割の違いです。

    • LIXILなどの大手メーカー: 工業製品として、枠とセットで性能を発揮する「サッシシステム」を作るのが得意。新築向き。
    • 当店のようネットオーダー建具屋: 今ある枠に合わせて、ミリ単位で調整して納めるのが得意。リフォーム・交換向き。

    もしあなたが(あるいはあなたの依頼している業者さんが)、「今の枠のまま障子を新しくしたい」と考えているなら、見るべきは大手メーカーのカタログではありません。 必要なのは、「歪んだ枠にも合わせられる、オーダー対応力のある建具屋」なのです。

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