「和室があるけれど、なんだか古臭くて物置部屋になっている…」 「北欧インテリアが好きだけれど、畳や障子とは合わない気がする…」
そんなお悩みをお持ちではありませんか? 実は、障子と北欧インテリアは、驚くほど相性が良いのです。
障子の「木」の質感と、直線的な「シンプル」なデザインは、北欧デザインの根幹と共通しています。少し手を加えるだけで、古びた和室がカフェのようなおしゃれな空間に生まれ変わります。
今回は、DIY初心者から上級者まで楽しめる、障子の北欧風リメイクアイデアと、失敗しないためのポイントをご紹介します。
なぜ障子が北欧風になるの?意外な相性の良さ
北欧インテリアのキーワードは「自然素材」「シンプル」「機能美」です。 よく見てみると、日本の障子も「木と紙(自然素材)」でできており、無駄のない「格子柄(シンプル)」ですよね。
つまり、ベースはすでに北欧スタイルに近いのです。 茶色く変色した障子紙を貼り替えたり、枠の色を少し変えたりするだけで、純和風の重厚感が消え、ナチュラルで明るい北欧モダンな雰囲気にシフトチェンジできます。
【初級編】障子紙を「北欧柄」にチェンジ!
最も簡単で、部屋の印象がガラリと変わるのがこの方法です。真っ白な障子紙の代わりに、柄や色を取り入れます。
- 北欧柄の布や壁紙を貼る マリメッコのような大胆な花柄や、幾何学模様のファブリック(布)を障子紙の代わりに貼ります。布は光を優しく通すので、カーテンのような温かみが出ます。
- ポイント: 全面に貼ると圧迫感が出る場合があるので、まずは「腰板より下だけ」や「市松模様のように交互に」貼るのがおすすめです。
- マスキングテープでアクセント 障子紙の上から、桟(さん)のラインに沿ってカラフルなマスキングテープを貼るだけでも、ポップな印象に変わります。
【中級編】枠の色を変えて雰囲気を一新!
障子紙だけでなく、「枠(わく)」の色を変えることで、一気に洋風な印象になります。
- ホワイトペイントでフレンチシックに 古い木の茶色い枠を真っ白にペンキで塗ってみましょう。これだけで、部屋全体が明るくなり、北欧の白い家具とも馴染むようになります。
- グレーやパステルカラーで落ち着いた空間へ スモーキーなグレーや、淡いブルーグレーに塗ると、大人っぽい北欧モダンの空間が完成します。
- 賃貸派の方へ: ペンキが塗れない場合は、幅広のマスキングテープを枠の上から貼って色を変える方法がおすすめです。
【上級編】枠のデザインを大胆アレンジ!
DIYに慣れている方は、枠の形そのものを変えてみるのも一つの手です。
- 桟(さん)を間引いてガラス窓風に 障子の格子(桟)をノコギリでいくつか切り落とし、マス目を大きくすることで、まるで海外の大きな窓枠のように見せることができます。
- 注意: 桟は障子の強度を保つ役割もあるため、切りすぎると枠が歪んだり折れやすくなったりします。慎重に行いましょう。
リメイクの注意点と、うまくいかない時の解決策
DIYでのリメイクは楽しいですが、実は「古い障子ならではの壁」にぶつかることがあります。
- 枠が歪んでいてスムーズに動かない 古い家屋の障子は、建物の重みで鴨居(上枠)が下がっていることが多く、一度外すと元に戻らなかったり、開け閉めが固かったりします。
- アクや汚れが浮き出てくる 古い木枠にペンキを塗ると、木のアクが染み出してきて、綺麗な白にならず茶色く変色してしまうことがあります(シーラーという下塗り剤が必要です)。
- 掃除が大変 複雑な格子に埃がたまり、ペイントするとさらにザラザラして掃除しにくくなることも…。
どうしても古い枠が気になるなら「おしゃれな枠に新調」もアリ!
「DIYしてみたけれど、やっぱりガタつきが気になる」 「塗装が大変すぎて途中で挫折してしまった」
そんな時は、思い切って**「障子枠ごと新しいものに交換する」**のが一番の解決策です。
実は最近、ネット通販で**「北欧風デザインの障子枠」や「モダンなアルミ障子」**がオーダーできることをご存じですか? 真っ白な枠や、木目の美しい新品の枠なら、届いてはめるだけで、まるでリフォームしたかのような美しい空間が手に入ります。古い枠の歪みに合わせて調整もしてくれるので、開閉もスムーズです。
まとめ:アイデア次第で障子はもっと楽しめる
障子は決して「古臭い建具」ではありません。アイデア次第で、北欧インテリアの主役になれる可能性を秘めています。
まずは簡単な紙の張り替えやマスキングテープから始めてみてください。 そして、もし「もっと本格的に部屋を変えたい」「長く使える丈夫なものが欲しい」と思ったら、プロが作るオーダー障子も検討してみてくださいね。
