障子が黄ばむ・汚れるのはなぜ?
長年使ってきた障子紙は、時間の経過とともに白さが失われ、茶色や黄色に変色してしまいます。この主な原因は、以下の通りです。

- 紫外線による日焼け・酸化:窓から差し込む太陽光(紫外線)が和紙の繊維を分解・酸化させることで、紙の色が徐々に黄色く変化します。これが最も一般的な黄ばみの原因です。
- タバコのヤニ:室内でタバコを吸われる場合、煙に含まれるタール(ヤニ)が障子紙に付着し、頑固な茶色や黄色のシミとなります。
- 手垢やホコリの蓄積:開閉時などに触れる部分の手垢や、空気中のホコリが年月をかけて紙の表面に染み込み、全体がくすんで見えます。
見栄えの悪さは機能性の低下も招く
黄ばみは見た目の問題だけでなく、機能面にも影響を与えます。
- 光の透過率の低下: 変色した紙は光を通しにくくなり、部屋全体が暗く感じられます。
- 清潔感の喪失: お客様を招く和室などの場合、清潔感が失われ、部屋全体の印象が悪くなります。
ステップ 1:障子紙を張り替えて新品の白さを取り戻す!
黄ばみやヤニ汚れは、紙自体が変質しているため、洗剤などで拭き取っても元に戻すことはできません。古くなった障子を美しく蘇らせる最も確実な方法は、障子紙をすべて張り替えることです。
1. 必要な道具を準備する
- 新しい障子紙(ホームセンターやネットショップで販売しています)
- 障子専用糊、またはアイロン/両面テープ式の接着剤
- 霧吹き、ヘラ、カッターナイフ、定規
2. 張り替え手順の復習
基本的な張り替え手順は、破損した場合と同じです。

- 古い紙を剥がす: 枠全体に水を吹き付け、古い糊を緩ませてから剥がし、カスや汚れをきれいに拭き取ります。
- 完全に乾燥させる: 木枠が歪まないよう、日陰で完全に乾かします。
- 新しい紙を貼る: 専用糊を塗り、シワにならないように注意しながら新しい紙を貼ります。
- 仕上げの霧吹き: 乾燥後、軽く霧吹きをして紙をピンと張らせ、余分な部分をカットすれば完了です。
ステップ 2:黄ばみを防ぐ機能性障子紙を選ぶ
「張り替えてもまたすぐに黄ばむのでは?」と心配な方へ。FUSSASHOPでは、黄ばみに強く、美しさが長持ちする機能性の高い障子紙を推奨しています。
| 対策別おすすめの障子紙 | 特徴 | FUSSASHOP様での推奨点 |
| 高耐久・UVカット紙 | 紫外線(UV)を大幅にカットする成分が配合されており、日焼けによる黄変を強力に防ぎます。 | 南向きの窓や、日当たりの良い和室に最適です。 |
| プラスチック障子紙 | 紙ではなく合成樹脂(プラスチック)でできているため、水拭きが可能で、ヤニや手垢がついても簡単に拭き取れます。 | タバコを吸われるご家庭や、汚れが気になる場所に最適です。 |
新しい障子紙に張り替えるだけで、お部屋の明るさと清潔感が一気にアップします。ぜひ、この機会に見栄えの悪い黄ばんだ障子を交換し、快適な和の空間を取り戻しましょう!

