「家の障子がボロボロになってきた…」「古臭いから新しくしたい」
そう思ってネットで調べ始めたものの、「荒間」「横繁」「組子」といった聞き慣れない言葉ばかりで、結局どれを選べばいいのか、いくらかかるのか分からなくなってしまっていませんか?
障子の世界は少し特殊で、専門用語が多く、価格も分かりにくいのが現状です。
この記事では、障子の専門家が「専門用語をできるだけ使わず」に、障子枠の価格相場や、損をしない選び方について分かりやすく解説します。
障子枠の価格相場は?購入先でこれだけ違う
まず一番気になる「価格」についてです。障子枠(障子の本体部分)を手に入れる方法は主に3つあり、それぞれ相場が異なります。
| 購入先 | 価格の目安 | 特徴 |
| 建具屋さん・工務店 | 20,000円〜 / 1枚 | プロにお任せ。 採寸から設置までやってくれますが、人件費がかかるため高額になりがちです。 |
| ホームセンター | 5,000円〜 / 1枚 | 安いが注意が必要。 既製品が多いため、家の窓枠と数ミリでもサイズが違うと入りません。また、木材の質が価格相応の場合があります。 |
| ネット通販専門店 | 10,000円〜 / 1枚 | コスパが良い。 サイズオーダーができるお店も多く、プロ品質のものを中間マージンなしで購入できます。 |
ポイント:
障子は「枠のサイズ」が命です。安易にホームセンターで既製品を買うと「家の枠に入らなかった…」「隙間が空いてしまった」という失敗が非常に多いので注意しましょう。
「荒間?横繁?」値段が変わるデザインの違い
価格を調べると、デザインによって値段が違うことに気づくかもしれません。業界では難しい漢字を使いますが、要するに「格子の本数(デザイン)」の違いです。
ここでは代表的な2つを、分かりやすい言葉に言い換えてご紹介します。
1. 一般的な「荒間(あらま)」
もっともよく見る、マス目が大きいシンプルなデザインです。「荒組(あらぐみ)」と呼ばれることもあります。
- 特徴: 格子の本数が少ないため、掃除がしやすく、光を多く通して部屋が明るくなります。
- 価格: 作る手間が比較的少ないため、価格は一番リーズナブルです。
2. 横線が多い「横繁(よこしげ)」
横方向の棒が細かく入っているデザインです。「横繁吹寄(よこしげふきよせ)」などと呼ばれることもあります。
- 特徴: 格子が多い分、見た目がモダンで引き締まった印象になります。関東地方などでよく好まれます。
- 価格: 木材の使用量が増え、組み立てる手間もかかるため、荒間より少し価格が高くなります。
結論として、特にこだわりがなければ、価格が手頃で部屋が明るくなる「荒間(シンプルなタイプ)」を選ぶのがおすすめです。
「木製ならどれも同じ?」実は品質に大きな差があります
「障子なんて木でできているんだから、どこで買っても同じでしょ?」と思われるかもしれませんが、実は「木の質」と「加工の精度」で使い心地が大きく変わります。
安価なものと高品質なものの違い
- 反り(そり)にくさ:木は生き物なので湿気で動きます。しっかり乾燥処理されていない安価な木材だと、すぐに反ってしまい「開け閉めが重い」「途中で引っかかる」という原因になります。専門店の障子は、長く使っても狂いが出にくい良質な木材を使用しています。
- 滑りの良さ:毎日開け閉めするものですから、スルスルと軽く動くかどうかは重要です。これは職人の加工精度の高さが影響します。
「安く買ったけれど、すぐに動きが悪くなった」と後悔しないためにも、しっかりとした品質のものを選ぶことが、結果的に長く快適に過ごすコツです。
まとめ:失敗しない障子選びのコツ
障子枠の価格は、「どこで買うか」と「格子のデザイン(手間)」で決まります。
- サイズ: 失敗したくないなら、しっかりオーダーできる専門店を選ぶ。
- デザイン: 安く済ませたいならシンプルな「荒間」を選ぶ。
- 品質: 長くスムーズに使いたいなら、信頼できる専門店の「良質な木製障子」を選ぶ。
これらを踏まえて、ご自宅にぴったりの障子を探してみてください。
もし、「ネットで注文してみたいけれど、サイズの間違いが怖い」「しっかりした品質の木製障子が欲しい」とお考えであれば、一度当店のラインナップをご覧ください。
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