障子といえば、日本の伝統的な建具の代表格。和室の象徴であり、光を柔らかく通す美しい空間演出の要素でもあります。しかし、いざ「障子を買おう」と思ってスーパービバホームに足を運ぶと、意外な現実に直面します。そう、スーパービバホームでは障子本体(建具)が売られていないのです。
障子紙はあるのに、障子本体がない
スーパービバホームの障子売り場には、障子紙、障子のり、補修用の桟材などが並んでいます。DIY向けの張り替えキットも充実しており、「障子を直す」ための道具は揃っています。
しかし、障子そのもの(建具本体)は販売されていないのが現実。これはスーパービバホームに限らず、全国の主要ホームセンターでも同様です。
なぜ障子本体は売っていないのか?
この疑問には、いくつかの理由があります。
- 寸法が家ごとに異なる:建具はミリ単位でサイズが異なるため、既製品では対応できない。
- 在庫・配送の負担が大きい:障子は大型で壊れやすく、店舗での保管や輸送にコストがかかる。
- 需要が限定的:和室の減少により、障子の新規購入ニーズが少ないと判断されている。
つまり、ホームセンターでは「障子を直す」ことは想定されていても、「障子を新しく買う」ことは想定されていないのです。
「障子=建具」という認識のズレ
一般消費者の多くは、「障子を買う」と聞くと、障子の建具そのものを思い浮かべます。しかし、ホームセンターの売り場では「障子=障子紙」として扱われており、建具本体はDIY対象外とされているのが現状です。
この認識のズレは、DIY文化の限界を示しているとも言えます。建具のような寸法精度が求められる製品は、DIYでは対応しきれない領域なのです。
ネット通販でも「既製サイズ」が中心
一部のECサイトでは障子本体も販売されていますが、以下のような制約があります。
| 販売形態 | 特徴 | 問題点 |
|---|---|---|
| 既製サイズ品 | 安価・すぐ届く | 寸法が合わない可能性大 |
| セミオーダー品 | 高さ・幅を指定可能 | 納期が長い・価格が高い |
| フルオーダー品 | 完全に合わせられる | 高額・採寸や設置が必要 |
つまり、ネットでも「障子を買う」にはハードルがあるのです。
建具屋の価値が再評価される時代へ
このような背景から、地元の建具職人や専門業者の存在価値が再認識されつつあります。特注対応や修理、現場採寸など、ホームセンターでは提供できない価値が求められているのです。
また、古民家再生や和室リノベーションの流れの中で、障子の美しさや機能性が再評価されているのも事実。障子は単なる建具ではなく、空間の質を高める「文化的装置」なのです。
DIYで障子を作る・直すという選択肢
障子本体が手に入らないなら、自分で作るという選択肢もあります。実際、桟材や障子紙、のりなどはスーパービバホームで揃いますし、DIYキットも販売されています。
ただし、寸法の精度・組み立ての技術・紙貼りのコツなど、初心者には難しい点も多く、失敗すると見栄えや耐久性に大きく影響します。
当社の障子関連商品をご紹介
当社では、障子の補修・再生に役立つ商品を多数取り扱っています。特に、現代住宅にも合う高品質な障子紙や桟材を厳選しており、DIY派にもプロにもご好評いただいています。
まとめ:障子は「買う」より「作る・直す」時代へ
スーパービバホームで障子が売っていないという現実は、単なる流通の問題ではなく、日本の住文化の変化とDIYの限界を示しています。
しかし、それは同時に、障子の価値を見直し、建具屋や専門店との連携を深めるチャンスでもあります。障子を通じて、空間の質と文化の継承を考える時代が来ているのです。
ぜひ、障子の再生やDIYに挑戦する際は、当社のショップをご活用ください。
