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【完全ガイド】障子の種類を徹底解説!「デザイン」と「機能」で選ぶ最適な一枚

    和の空間に欠かせない障子。しかし、「荒間」「縦繁」「雪見」「猫間」など、多くの種類があり、それぞれの違いを理解するのは難しいと感じる方もいるかもしれません。

    この記事では、障子の種類を「組子のデザイン(見た目)」と「構造・機能(用途)」の2つの軸で分類し、それぞれの特徴と、あなたの空間に最適な障子を選ぶためのポイントをわかりやすく解説します。


    1. 障子の種類は2つの軸で考える

    障子を選ぶ上で混乱しないためには、種類を以下の2つのカテゴリで分けて理解することが重要です。

    軸 1:組子のデザイン → 「荒間」「縦繁」「横繁」など、見た目の格子(組子)の細かさに関する分類

    軸 2:構造・機能 → 「雪見」「猫間」「腰付」など、機能(ガラスの有無や板の構造)に関する分類

    これらは組み合わせて使われるため、例えば「荒間デザインの雪見障子」といった呼び方をします。


    2. 【軸1】組子のデザインによる分類(見た目の違い)

    組子(くみこ)とは、障子の骨組みを構成する細い木材のことです。この組子の入り方(デザイン)によって、部屋の印象が大きく変わります。

    2-1. 荒間障子(あらましょうじ)

    • 特徴: 縦横の組子の間隔が最も広く、組子の本数が少ないシンプルなデザイン。
    • 別名: 荒組障子(あらぐみしょうじ)。
    • 印象: すっきりとしてモダンな雰囲気があり、現在の住宅で最も一般的なスタンダードタイプです。

    2-2. 繁障子(しげしょうじ)系:横繁と縦繁

    「繁(しげ)」は、組子が細かく多く入っていることを意味します。この繁障子には、地域によって好みが分かれる傾向があります。

    横繁障子(よこしげしょうじ)

    • 特徴: 横の組子が荒間障子より多く、細かく入っている。
    • 主なエリア: 関東地方で好まれる傾向が強い。
    • 印象: 横線が強調され、落ち着いた安定感のある印象を与えます。

    縦繁障子(たてしげしょうじ)

    • 特徴: 縦の組子が荒間障子より多く、細かく入っている。
    • 主なエリア: 関西地方で好まれる傾向が強い。
    • 印象: 縦線が強調され、すっきりとスマートでシャープな印象を与えます。

    3. 【軸2】構造・機能による分類(用途の違い)

    障子の骨組みの一部に板やガラスを組み込むことで、機能性を高めた障子です。これらは組子のデザイン(荒間・縦繁など)と組み合わせて作られます。

    3-1. 雪見障子(ゆきみしょうじ)

    • 機能: 障子を閉めたままでも外の景色を眺めることができます。
    • 構造: 障子の下部(腰の部分)にガラスがはめ込まれています。
    • 用途: 庭や外の景色を「見る」ことを目的としており、本来はガラス部分を隠す可動式の小障子はついていません。

    3-2. 猫間障子(ねこましょうじ)

    • 機能: 採光や通風の調節、猫の出入り口など、部分的な開閉を可能にします。
    • 構造: 雪見障子と同じくガラスが入っていますが、さらにそのガラス部分を覆うように**上下(または左右)に開閉できる小さな障子(小障子)が組み込まれています。
    • 別名: 摺り上げ猫間障子、摺り分け猫間障子。現代では「雪見障子」と総称されることも多いですが、本来は「小障子の有無」で区別されます。

    3-3. 腰付障子(こしつきしょうじ)

    • 機能: 強度と耐久性を高め、汚れを防ぎます。
    • 構造: 障子の下部(腰の部分)が**板張り(腰板)**になっています。
    • 用途: 障子紙の破れやすい下部を板にすることで、人や物が当たっても破れにくく、掃除もしやすくなります。

    4. 障子を選ぶ際のポイント

    ポイント1:部屋の雰囲気に合わせる

    部屋の雰囲気に合わせたデザインを選ぶことで、和室全体の印象が大きく変わります。

    • モダン・シンプル: 荒間障子荒組障子を選び、組子の線が少ないスッキリした空間を目指しましょう。
    • クラシック・伝統的: 縦繁障子横繁障子を選び、組子を密に入れることで、より重厚で本格的な和の雰囲気を作り出せます。

    ポイント2:機能性で選ぶ

    用途に応じて、障子の構造を選びましょう。

    • 採光・眺望重視: 雪見障子または猫間障子を選び、閉めたままでも外部の光や景色を取り込めるようにします。
    • 耐久性重視: 腰付障子を選び、下部の強度を高めましょう。

    ポイント3:障子紙の機能にも注目

    最近では、和紙だけでなく機能性に優れた様々な障子紙があります。

    • 強化紙: 破れにくい、または水に強い紙で、小さなお子様やペットがいるご家庭に最適です。
    • プラスチック障子紙(ワーロンシートなど): 非常に耐久性が高く、水拭きも可能。ただし、伝統的な紙の持つ調湿性は失われます。

    5. 和室空間を彩る障子を見つけよう

    障子は、柔らかな光を取り込み、湿度を調節し、空間に温もりを与える、日本の知恵が詰まった建具です。組子のデザインと機能の組み合わせを理解すれば、あなたのライフスタイルや和室の雰囲気にぴったりの一枚が見つかるはずです。

    ぜひ、本記事で得た知識を参考に、最適な障子選びをしてください。

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