シンプルに見える障子ですが、その構造には日本建築の知恵が詰まっています。
大きく分けて「昔ながらの職人による手作り」と「FUSSASHOPのモダンな製造方法」の2つがあります。
DIYでの自作がいかに難しいか、そして当店の障子がなぜ丈夫なのか、その裏側を解説します。
1. 伝統的な作り方:クギを使わない「組子」の芸術
昔ながらの建具職人が作る障子は、驚くべきことにクギやネジをほとんど使いません。
「ほぞ」と「ほぞ穴」のパズル
木材の先端を凸型(ほぞ)に加工し、受け手の木材に凹型(ほぞ穴)を掘り、それを金槌で叩き込んで接合します。
これを「仕口(しぐち)」と呼びます。
特に格子部分(組子)は、縦と横の木材に切り込みを入れて、編み込むように組んでいきます。
この切り込みが0.1ミリでもズレると、全体が歪んでしまいますし、緩すぎるとすぐに外れてしまいます。この「キツすぎず、緩すぎない」絶妙な加減は、長年の修行が必要な職人芸です。
「反り」との戦い
天然の木材は生きています。湿気を吸って膨らんだり、乾燥して縮んだりして、必ず「反り(そり)」が出ます。
熟練の職人は、木の年輪(木目)を見て、「こっちはこう反るから、あっち向きに使おう」と計算しながら木材を選びます。

【DIYが失敗する理由】
ホームセンターで売っているDIY用の木材には、この選別がされていません。
素人がただ木材をボンドでくっつけて枠を作っても、数週間後には湿気で木が暴れだし、「閉まらない」「隙間が開く」という状態になってしまうのはこのためです。
秘密:ミリ単位のオーダーカット技術
お客様から頂いたサイズ(枠の内寸)に合わせて、専用の機械で正確に材料をカットします。
そして、伝統的な「組子」のデザインを再現しつつ、強度が出るようにしっかりと組み立てます。

最後に、強くて破れにくい**「タフトップ(強化障子紙)」**をプロの手でピンと貼り上げ、梱包してお届けします。
3. 「作る」より「買う」が正解な理由
もしあなたが、「趣味として、失敗してもいいから木工を楽しみたい」のであれば、障子の自作は最高のチャレンジです。
しかし、「安く、きれいに、長く使える障子が欲しい」のであれば、自作はおすすめしません。
| 比較項目 | DIYで自作 | 伝統的な建具屋 | FUSSASHOP |
| 費用 | 材料費+道具代(意外と高い) | 高額(職人の手間賃) | リーズナブル |
| 手間 | 膨大な時間と労力 | 採寸・見積もりの立会い | スマホで注文するだけ |
| 品質 | 反りやすく、隙間ができやすい | 最高品質だが手入れが必要 | 高耐久・メンテナンスフリー |
| デザイン | 素朴な仕上がり | 和風のみ | モダン(白・黒・木目) |
まとめ:進化した「モダン障子」を体験してください
障子は、単純な木の枠のように見えて、実は「反り」や「強度」を計算し尽くされた精密な建具です。
FUSSASHOPのモダン障子は、そんな障子の構造を知り尽くしたプロが、現代の技術を使って作った**「失敗しない障子」です。
DIYで苦労してガタガタの枠を作る前に、ぜひ一度当店のショップを覗いてみてください。

「えっ、プロが作ったオーダー品がこの値段?」と驚かれるはずです。
